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フェリペの指導力
≪ポルトガルvsイラン≫
ポルトガルはイラン相手にグループリーグ突破をかける試合。 逆にイランはここで負けると終わってしまう試合。 序盤からポルトガルが前線からの強烈なプレスでボールを奪取し,フィーゴ,クリスティアーノ・ロナウド,ミゲルがサイドを再三突破し,イランが集中力高くシュートブロックを繰り返す一方的な展開。 しかし,イランの攻守の切り替えがポルトガルに負けず劣らず早く必死でシュートコースに入りフィニッシュを決めさせない。そしてカウンターに入ってはカットされてまた両サイドから逆襲を喰らうという何とも言えない繰り返し。 極くたま~にマハダビキアが良いドリブル突破からチャンスを演出するもポルトガルがフィニッシュを簡単には打たせてくれず,本当に一方的な前半を終えます。 ただ,ポルトガルはC・ロナウドとミゲルが絶好調,フィーゴが好調ですが,デコがまだ体調が戻ってないのかパスミス等のらしくないプレーを連発し,またパウレタにも良いボールが入ることはありませんでした。 後半に入るとイランがカウンターから幾つか良い形を作りますが,それもマニシェ&コスティーニャのフォアチェック,両CBの堅い守りに潰され得点が奪えません。 そんな中で今日は駄目だなと思っていたデコがフリングス超級のスーパーミドルでポルトガルが先制。 さらに終盤になるとイランDF陣がC・ロナウドについていけなくなりファウル連発。 そんなイランDF陣の疲れをつくようなフィーゴのドリブルをエリア内で倒してPK。 クリスティアーノ・ロナウドが蹴らせてもらって2点差で勝負あり。 本当に嬉しそうだったし,チームメイトもこの大会は彼に活躍させてあげたいと思ってるんだろうなという感じの祝福の仕方でした。 試合は2-0というスコアを思わせないようなポルトガルの完全勝利でした。 両サイドのタレントを活かした攻撃力もさることながら,全員の守備意識の高さがチェコに負けず劣らず本当に素晴らしかったです。 これはフェリペのEURO2004から続く指導の賜物だと思います。ブラジルの監督時代には攻撃が目立ち過ぎて分かり得なかったですが,本当に良い監督ですね。 ただ,イランも終盤近くまでは物凄く高い意識で守ってましたし,マハダビキアのドリブルはポルトガルも苦しめたし,ハシュミアンのヘディングシュートはGKのファインセーブがなければ決まっていたでしょう。残念ながら負けてしまいましたが,初戦に引き続き本当に良いゲームをやったと思います。 この試合のイランを日本代表は見習って,格上だろうが勝つんだという強い気持ちを持ってクロアチアやブラジルに向かってもらいたいですね。 ■
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by wandering_devil
| 2006-06-18 00:30
| W杯
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プロフィール
HN:でび
横浜育ちの仙台市民。 現在はベガルタ命。 好きな選手は俊輔、寿人、 アイマール等々。 夢は大きくいつの日か, 『ベガルタとクラブW杯へ!』 当ブログに関する注意事項 【My Link】
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