<   2006年 07月 ( 18 )   > この月の画像一覧
プレッシャーに撃ち勝つ!
ベガルタはまたホームで勝てませんでした。
それも今期最悪とも言える試合内容で、相手が一人少ないにも関わらず…。

ミクのコミュでも触れましたが、昨日の試合後に煙草吸ってましたら、年輩のサポの男性が横で泣きそうな顔をしながら、

俺たちが悪いのか?
俺たちが応援しすぎるのが悪いのか?
俺たちなんか来ない方がいいのか?
無観客試合の方が良い試合できるのか?

と嘆いてました。
それを聞いた別の年輩の男性は、難しいよね…と呟いて帰っていきました。

実際に選手や監督の談話や会見からしても、選手たちにプレッシャーかかり過ぎてるんでしょうね。
ここまでホームとアウェイで試合内容が違うことから考えれば、選手たちの気持ちの空回りは相当酷いもので、かなり根が深いものになってしまっているようです。
それが故にサポたちのストレスもかなり大きく溜っていて、挨拶の時のブーイングも相当なものになっていました。
怒号に近いそれはかなり激しいもので、さすがの私も昨日ばかりは「次こそ勝ってくれ!」と叫ぶに止めています。

もしかすると試合内容も全ての根元はプレッシャーなのかもしれないですね。

絶対に決めなきゃいけないと思うから、自分より確実そうなロペスに全部預けてしまう。
絶対に決めなきゃいけないと思うから、シュートを撃つべき場面で躊躇する。
絶対に決めなきゃいけないと思うから、固くなってシュートをふかしてしまう。
早く決めなきゃいけないと思うから、サイドを使わずに全部真ん中で勝負してしまう。
絶対にカウンターを食らっちゃいけないと思うから、押し上げができない。
絶対に点をとられちゃいけないと思うから、ラインをずるずる下げてしまう。

まさに負のスパイラルです。
ベガルタの場合、アウェイではできているので能力がない訳じゃないのだから、ホームで結果が伴わないことが相当なプレッシャーになっているのでしょう。
村上が敵も味方も追わないボールを必死に追い掛けてクロスを上げてました。私も気持ちが見えないと言い続けてましたが、気持ちがない訳じゃないのは分かりました。全ては空回りしているだけなんですね。

そう信じます。

でも、私はまだまだプレッシャーをかけます。

失敗を恐れることなんてない!
4点取られても5点取ってくれ!

次こそプレッシャーを跳ね退けて勝ってくれると信じていますから。

【7/31 10:00追記】
一部のサポーターが選手バスを取り囲む

とうとうやってしまったようですね。
選手だけでなくサポーターも追い詰められているのでしょうか。
取り囲んだってどうにかなるものでもないし,選手たちにはそこまでしなくても既に気持ちはスタジアムの中だけでも伝わってますよ。
このやりきれない気持ちはスタジアムの中だけでぶつけましょう。

ホームで1回でも勝てば狂った歯車はすぐ戻る気がするんですがねぇ…。
結果以外に薬がないこの状況は困ったものです。
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-30 21:19 | ベガルタ仙台
鬼門の平塚競技場を克服
代表の試合やW杯の時以外カウント数が上がらないブログを常々書いていますので,生カウントで300オーバーとかユニークユーザーで100オーバーとかされると,何か悪いことしたみたいで緊張しますね(笑)

昨日の湘南戦は良い形で勝てたようですね。
苦手の平塚競技場でしたが,しっかりと結果を残して暫定ながら2位に浮上しており非常に満足しております。個人的には映像もラジオも見れていないのが残念ですが,ミクのベガコミュ,サポのブログ,報道等を見ただけでも良い試合だったのがよく分かりますね。
火曜日ぐらいの段階で練習から4-2-3-1だと河北新報が報道していましたが,ボランチをいつもの3枚から2枚に減らしてその前にチアゴ,ロペス,関口と並べる新フォーメーションです。この段階に来て何試合か色々なフォーメーションを試しているのは暫定2位のチームらしくはないですけど,第1クールのような試合ができなくなってきている以上はそれもアリなんでしょうね。
試合を映像では見れなかったので推定に過ぎませんが,ボルジェスはやはり中央が合うタイプのFWなんでしょうし,以前の4-3-2-1に比べると前線で関口が守備をしてくれる分,ラインが下がり辛いのかもしれません。次の鳥栖戦で確認したいと思います。
何にしても第1,2クールで取りこぼしていた湘南戦をアウェイでモノにしたことは大きいです。J2最多得点チームらしく3得点以上挙げたのも5/28以来ですし,この勢いを大事にして次のホームの鳥栖戦でホームのサポを喜ばせて欲しいものですね。
6/3からホームでは勝利してません。
最近の勝ち星は全てアウェイです。
内弁慶と揶揄されながらもホームで強いアルビが羨ましいこの頃です。

お願いですから今度こそホームでオーラを歌わせてください
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-27 16:17 | ベガルタ仙台
愛媛戦を(もう少しマシに)戦術的に考察する
何やら感情に任せて文句ばかり書いて中身がないエントリだったので,もうちょっと土曜の愛媛戦を考察しようと思います。

前半のフォーメーションは,ボルと関口がワイドに張り付いて真ん中の気持ち下がり目にロペスがいる3トップに磯崎,直樹,熊林の3ボランチという変則の4-3-3でした。
前の水戸戦の映像を見ていないので詳しくは分かりませんが,水戸戦は4-3-2-1だったようでロペスのFK直接と相手のクリアミスを拾ったロペスの駄目押しで2-0でしたが,シュート数は10対17と負けていたという試合のようです。そこでサンタナ監督は内容はともあれ結果を残したグループを違うフォーメーションで愛媛戦に採用したわけです。
ここがそもそも出発点の間違いだった模様。

愛媛戦の前半を見る限り,両ウィングがサイドに張り付いているため真ん中にはロペスしかおらず,仙台のホームで相手が愛媛だということもあってロペスの前には常にボランチとCBの4人が待ち受ける状態。
3ボランチはロペスにボールを預けて後ろをウロチョロ。フリーランニングでロペスのボールを受ける動きやロペスのマークを剥がす動きなんか全く無いどころか,サポートになる位置取りをすらしておらず,むしろ無理な縦パスをミスってカウンターを喰らう始末。本来4-3-3というフォーメーションであれば,直樹の位置するアンカーはともかく,熊林と磯崎のポジションはボランチというより上記の様なセンターハーフの動きが求められます。それができなかったためにロペスは孤立し単独で4人ぐらいを相手にするか,サイドのボルか関口に散らしても真ん中がロペスしかいないという悲惨な状況になったわけです。
これはサイドバックにも言えることで,洋介は関口を更にワイドに追い抜いていく動きが前半から多少なりともあったので,クロスの精度以外は悪くは無かったのですが,村上が前に出る意思が無いのか,ボルがサイドに張り過ぎててスペースが無いのか,ほとんどそういう動きはなかったです。
また,先にも書きましたがボルジェスがワイドに張り付いていたために本人が勝負しようにも抜かなければならない相手が多過ぎるし,クロスを上げても後ろの押上げが無い状態ではロペスに繋がるはずもないという悪循環でした。これは明らかに采配ミスです。

ただし,采配については交代策は上々でした。後半に入ってチアゴ,菅井,萬代が入ってからは,ボルがいつもの真ん中に戻ったことと萬代がポストでほとんど勝っていたこともあって,右に流れたロペスのパスを裏で受ける動きを洋介が再三見せ,2度ほどチャンスになりそうなクロスを上げれてましたし,出場機会に餓えていたチアゴは特にキレキレでチアゴが中盤で溜めるのが良いアクセントになっていました。また,菅井も熊林や磯崎には是非真似をして欲しいぐらいのセンターハーフとしての動きを見せていました。
もっとも左サイドは過去最高クラスに消極的な村上のために後半でもサイドから勝負する形はほとんどなくもっぱら右サイドか中央という攻撃に偏ってましたね。クロスの精度がなかったりシュートが枠に行かなかったりする今シーズンの普段の村上の方がまだマシでしたよ。実際,積極性の足らない村上なんて,無駄なファウルをしないことや守備の安定感を考えれば磯崎に数倍も劣りますから。
なお,萬代は致命的な有り得ないシュートミスをしていますが,戦術的に言えば合格点はあげられると思うので,この考察では文句を言うのは止めておきます。

次の試合は湘南です。アウェーな上になかなか手強い相手ですが,サンタナ監督の標榜するサッカーをもう一度思い出してください。
ベガルタは攻め勝ってJ2を優勝してJ1へ上がるんです。
ホームで愛媛から勝ち点2を取りこぼして満足するレベルの選手達ではないはずです。
選手たちにはその辺を思い出して欲しいですね。少なくとも第1クールには今よりは遥かにそれに近い形はできていたんですから。

ちなみに巡回していたら「ブーイングなんかして勝てるんだったら…」ということを書かれている方がいましたが,それも一理はあるでしょう。
ただ,現在のベガサポのブーイングは選手達に対する期待の現われなんです。私なんかも「残念だったね。お疲れ様。今度は頑張ってね。」なんて甘っちょろいことを言われるより,「何やってるんだ!お前らはそんな程度の実力じゃないはずだ!もっとできるだろ!」とはっぱをかけられた方が燃える性質です。
そういう意味のブーイングなんですよ。ベガルタ愛であって,けなしてる訳じゃないんです。
サポーター達は選手と一緒にスタンドで戦っているつもりですから,よくやった時には祝福し一緒に喜びを分かち合いたいから,心を鬼にして選手達に厳しい要求をするんです。
前にも書きましたが,それも『応援』です。納得や理解はできなくても許容してください。
まぁ打たれ弱い選手にはブーイングは耐えられないのかもしれませんがね…。

補足追記(7/25 11:30)
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-24 17:50 | ベガルタ仙台
負け試合の気分
ハンドが本当はエリア内だったとか,線審のジャッジがいい加減だったとか,この際そんなことはどうでもいいですよ。
前半からとりあえずロペスに預けとけという姿勢が一番腹が立ちます。3トップ気味でボルジェスと関口がワイドに開いている以上は,誰かがロペスを追い越す動きをしなければ点なんか入るわけがないです。日本人選手たちはロペス一人で4,5人かわして決めてくれるとでも思ってるんですかね?3トップを追い越してたのは中田洋介の右サイドだけじゃないですか。特に村上はロペスかボルジェスにボール出して後ろくっついて歩いてるだけ。あんな姿勢をキャプテン自らやって選手が着いてくる訳が無いでしょ。
愛媛の選手たちより確かに巧いのは認めますが,走らないのなら愛媛にやられるのも至極当たり前の話で,ホントまるで日本代表の試合を見ているみたいでしたよ。
誰もロペスを追い越す動きができないのなら,あのフォーメーションも全く機能するわけないし,2戦連続でスタメンを固定した監督の采配ミスですな。途中交代のチアゴと菅井は良い動きを見せてくれていたのだけが救いです。
守備も攻撃もバランスが非常に悪くなっているので,バランスを取り直すためにも,まず村上に1回試合をお休みしてもらうことから始めたらどうなんでしょうか。

ホント気分は最悪です。選手達がブーイングされた理由を理解してくれてることを望みます。
監督はインタビューを見てれば分かっているのは理解できますから。
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-23 09:17 | ベガルタ仙台
オールスター?
書いてませんでしたが無論見ましたよ、J1のオールスター。
ベガサポにしてみるとロペスの出てないオールスターはJ1のオールスターに過ぎない訳です。

前置きはともかく恐ろしく退屈な試合でしたね。
私の買ってる内田と大悟がいいプレーを見せてくれましたが、W杯組は中澤、小笠原、巻以外は何したいのかよく分からない程度の出来でしたね。
他ではバレーがやる気満々だったのが目立ったぐらいで(笑)

私が唯一生で見たオールスターが6年ぐらい前の宮城スタジアム。
ピクシーが本当に凄かったんですよ。
ああいうのが見れるのならオールスターやる意味もあると思うんですがね。
普段蹴らないDFやGKのFKなんてのは遊び心じゃなくて、質の悪い茶番に過ぎませんね。
ピクシーのプレーが観客の心に響いたのは質の高い遊び心があったからです。本当は小野や小笠原にそういうのを期待してたんですけどね。

これだったら、W杯に行った国内組vs若手・外人連合軍とかの方が選手のモチベ高くて面白かったのではないでしょうか。オシム来てたしね。

一応印象に残ったこと。
・3トップでは寿人は全く活きない。
・内田の左サイドは意外な程に秀逸の出来。
・大悟はやっぱり使える。オシムが気に入るかは別として。
・中澤の突破をああいう形でしか止められない宮本はやっぱり限界が見えてる。
・パウリーニョは張り切り過ぎ。
・2得点のバレーに日の目が当たらず可哀想。
・オシムはほとんど収穫なかった…のかな。
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-17 22:52 | Jリーグ
イタリアの行く末
ユーベ,フィオ,ラツィオが降格し,ミランが勝ち点&CL出場権剥奪という相当な影響を持つ判決が下されましたね。
公然と試合中に暴力行為を働いたジダンの件と違い,実際にどんなことが行われて,どれだけの犯罪性を持つのかは私は報道に流れている一部の話しか分かりえない話なので,この処分が妥当なのか厳しいものなのか,それとも甘すぎるものなのかはコメントのしようがないことなので,物の良し悪しを言うことは止めておきます。
実際のところ,検察側の求刑に対してはかなり甘い結果になっていますし,選手やファンが試合内容や選手の質をどうこう言おうが,それは検察の指摘している違法性と何の関わりもないわけで,検察の告訴に対する司法の判断は厳しすぎるということだけは無さそうですね。

問題はそんなことよりこの4チームにいる選手達がどうするかということです。
ユーベは残留を明言しているのはデルピーとネドベドだけ。レアルやチェルシーとの接触が公然と行われているカンナバーロを始めとしてほぼ全ての主力がユーベを出て行くんでしょうね。デルピーとネドベドはユーベをセリエAに戻して引退ぐらいの予定でしょうか。
フィオはトーニを出さざるを得ないんでしょうね。ムトゥは降格覚悟でフィオに…というかブランデッリ監督のところに移籍したんでしょうし,残る気がします。
ラツィオは経営難で既に選手層が苦しいですからねぇ。微妙な選手が多くなってますし,特に引き抜かれることもなかったりしてw
そしてミラン。CL出場権がなくなったことでカカ等に移籍話が勃発しています。彼ら超一流選手もCLで優勝を狙えるからミランにいるわけで,出れないのなら…というのも当然の論理かと。
しかし,06-07も勝ち点-15ですし,彼らがいなくなるようでは来期の出場権も怪しくなってしまいますねぇ。
イタリアの優勝の余韻をぶち壊す大きな移籍騒動になりそうですね。
この騒ぎで得をするのはアブラモビッチかミヤトビッチか。何にしても資金力のある者が勝者になりそうですね。
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-16 17:15 | 海外サッカー
気持ちの緩み
先日のヴェルディ戦はアウェイの時と違った意味で本当に酷かったようですね。
試合は見ていないし,公式サイトの監督コメ,J's Goal,スポーツ紙やサポのブログを巡回しただけですが,「気持ちが見えない」とか,「走っていない」とか,「決定力がない」とか,最近私が苦言していたことと何も変わってないようです。
そして,高桑の判断ミスによる失点もあったせいか,さすがに試合後に大ブーイングがあった模様。でも,とりあえずシュート数で倍をいったヴェルディ戦が大ブーイングなら,先月の0-2で負けた札幌戦もブーイングで迎えても良かったのでは…とか私なんかは思っちゃいますけどね。あの頃から前述の「ないない3項目」は変わってないでしょうから。…というか,あれより酷いようならプロの試合じゃないです。変わってないと信じたい。。
前節の神戸戦とか,最近もっとも走っていなかった熊林が欠場したためか,ロペスもディフェンスを頑張ったり,点は取れなかったけどそれなりに満足できる試合だったんですが,1試合良くても次でまた駄目になるようでは気持ちの緩みだとしか言い様がないです。
幾らブラジルトリオの技術がJ2屈指であるとは言え,ベガルタはあくまでも優勝を狙うチームのうちの一つに過ぎず,柏や神戸のようなシーズン前からの優勝候補ではないのですから,こういう気持ちの緩みは絶対に止めてもらいたいですね。疲れはどのチームも条件は同じで言い訳にはならないのですから。

まぁ,こんな厳しいことを書くのも「優勝してJ1昇格」を是非とも達成したい貰いたいからであり,私なりの『応援』なんです。
負けた時に「次頑張れ」と言うのも『応援』,「ここが駄目だったからこうしろ」と厳しく要求するのも『応援』です。
勝った時に「お疲れ様」と言うのも『応援』,「こういうところはもっと良くなるからこうしろ」と厳しく要求するのも『応援』なんです。
多少,他のサポのブログより書いてることが厳しいですが,『応援』or『応援』ということで私はこの姿勢を貫きます。そして,12月には全てのベガサポで一緒に喜びたいですねぇ。
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-14 14:44 | ベガルタ仙台
最後の魔法使いの終焉から考えてみる…
ジズーは最後のW杯で魔法を見せてくれた。
試合から消える時間も多かったけど,
周囲の選手にかける負担は非常に多かったけど,
ジズーは数少ない本当の魔法使いだった。
しかし,ジズーは決勝戦の終わりを告げるホイッスルを聞かずに舞台を去った。
マテラッツィのせいにするのは簡単だけど許される行為ではない。

そのジズーがW杯のMVPだそうですね。
昨晩のテレ朝のW杯特番で「ああいうことをした選手がMVPを貰うんじゃ試合開始前のFIFAのフェアプレーフラッグには何の意味もないってことですね」とセルジオが言ってましたが,まさしくそのとおりだと思います。
ジズーがどれだけ凄い実績を持っていようが,どれだけの活躍をしようが,今大会最低の暴力行為を働いた選手をMVPに祭り上げてはFIFAの提唱するフェアプレーに価値を見出すことは難しいです。
ましてや,今まで決勝戦のハーフタイムが締切だったMVPの記者投票が今大会から決勝終了後に延長されています。ジズーが暴力行為で退場になった時点でジズーをMVPのノミネートから外すべきだったんでしょうね。FIFAが「フェアプレー>サッカーの技術」であるという建前を尊重するのならば…。

ちなみに私はジズーが嫌いではありません。あの素晴らしいテクニックも,大舞台に強い勝負強さも賞賛に値すると思うし,特にボールの勢いを完全に吸収してしまう超人的なトラップなんか凄い好きです。
でも,あれは駄目でしょ。例え人種差別発言や家族への中傷であったとしても試合中の挑発なんか無視しないと駄目なんですよ。
私が好きだったカントナは観客にカンフーキックをやらかして代表を実質追放されました。もの凄く残念だったし,カントナをW杯に出してあげたかったけど仕方ないことだと諦めたんですよね。
同じく私が好きだったエッフェンベルグは試合中に交代させられた時にブーイングする観客に中指を立てて強制帰国させられました。凄い残念だったんですよね。
でも,やってはいけないことをしたことには違いはないんです。言動に対する報復での暴力行為は観客に対する愚行と同レベルでラフタックルでの退場とは別次元の最低の行為です。
だから,ジズー自身も反省し世界中の期待を裏切ったことを詫びなければならないし,ドメネクはジズーを擁護するのではなく批難しなければならないんですよ。それがフェアプレーの精神だと私は思います。

話の本筋から外れますが,ジズーにしても中田英寿にしてもまだまだできるじゃないか,何で辞めるんだという声がありますよね。
確かにロベルト・バッジオは老いてなおファンタジーを魅せてくれたし,アラン・シアラーは怪我で予定外の最後となった試合でもゴールを決めました。
でも,ジズーもヒデも何年も前にピークを過ぎていますし,今出来る最高のプレーを見せていてもそれは本人達には納得いかないんでしょう。フロント,監督やサポーターは彼らに過去のビッグプレーを常に期待しますし,それが精神的に負担になっているのだと思います。
新庄の引退発言の時も物議を呼びましたが,新庄同様に「ジズー」であり「中田英寿」であると胸を張って言える間に引退したかったんでしょう。
私は彼らのそんな美学を支持したいと思います。彼らに続くクラッキを期待して。

【追記 7/11 15:00】
ブラジルでは読唇術者が「お前の姉は売春婦だと2回繰り返した」と解析したとの報道もありますが,ジダンの愚行を正当化する方向へ話を持っていきすぎですよ。
フランスのレキップ紙が2面割いてジダンの愚行を批難したそうですが,それが全くをもって正しい行為です。
ちなみに「テロリスト」発言疑惑についてはマテラッツィ本人が釈明していて,「僕が『テロリスト』とか,イスラム教徒について話したということになっているのか。だいたい自分は物は知らないので,何をテロリストというのかも知らないぐらいなんだ」ということらしい。

・・・。

幾ら物知らないとは言っても「テロリスト」の定義が解らないって…(笑)
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-11 11:01 | W杯
マテラッツィ劇場にて消え行く幻
≪イタリアvsフランス≫
互いに堅守を誇るチームでありロースコアのゲームが戦前から予想されましたが,ロースコアだったこと以上に何ともモヤモヤ感の残る試合になりましたね。
そして,この試合はマテラッツィの自作自演による晴れ舞台となりました。

<序幕>
前半早々6分にマルーダがエリア内でマテラッツィに倒されたとの判定でフランスがPKを獲得しますが,スローで見る限り相当に厳しい判定でした。マテラッツィなら引っ掛けるだろうとの先入観が主審にあったのかもしれませんね。
何にしてもこれがマテラッツィ劇場の開幕でした。

そのPKをジダンがチップキック。クロスバーに当たりどうにかラインを割りましたが,外してたらどれだけ文句言われるか分からない状況でのチップキックの選択は良かったのか悪かったのか私には分かりません。クロスバーに当たった時はジダンも相当肝を冷やしたでしょうが。

<第2幕>
何となく先制されてしまったイタリアは猛攻を仕掛け,前半19分にピルロのCKからマテラッツィがビエラに競り勝ち同点ゴールです。
まるでチェコ戦を思わせるような素晴らしいヘディングの高さで,不運なPK献上を振り払うような見事な同点ゴールでした。

前半はそのまま一進一退の攻防が続き,トーニのヘディングがクロスバーに当たるなど面白い展開が続きました。
しかし,後半に入るとトッティが思うように機能しなくなり,イタリアの攻撃が麻痺します。後半16分にトッティ→デロッシ,ペロッタ→イアクィンタも打開策にはならずフランスの一方的な攻撃が続きます。後半41分にはカモラネージ→デルピエロの3トップに変更しますが,ピルロを抑えられては前線にボールが行くべくもなくイタリアは完全に沈黙してしまいます。
なお,フランスが勝てばMVPだと思っていたビエラは故障で後半14分に交代しジダンに風が吹いてきた感じがしてきました。

試合は延長に入って更にフランスペース。延長前半10分にはリベリー→トレゼゲというドメネクらしくもない采配で,シュートを打つのはフランスだけという状態に。
ただしフランスが凄いのではなく,フランスの選手はほとんど歩いているにも関わらずイタリアの攻撃が全く形にならないために一方的になっているだけでした。要するに見ている私にしてみると恐ろしくつまらない試合に…。

延長後半2分にアンリが足を攣りだしてビルトールと交代。結局クローゼに追いつくことはできませんでした。

<第3幕>
そして一方的なフランスペースを掻き乱す事件が起こります。
マテラッツィにユニフォームを散々引っ張られた挙句に何か言われたらしいジダンが突然マテラッツィの胸元に大きなモーションの頭突き。ブッフォンの抗議で線審に確認した主審が当然のレッドカードでジダンが退場。
挑発されてたし抗議があったとは言え,あそこまで完全な暴力行為で報復しては退場が当然だし,3~4試合ぐらいの出場停止と罰金がついてくるでしょうね。引退しますが(笑)
誤審とも言われかねない判定でPKを献上しましたが,自ら同点ゴールを決めた上に天敵ジダンまで退場に追い込むとは恐るべきマテラッツィ劇場です。
ジダンは昨年の予選での復帰後から好不調の波が大きかったですが,決勝の延長後半5分まではどうにか持たせたんですがね。最後はジダンがいたことが幻だったかのような寂しい結末となりました。

フランスが1人減ったために,その後はイタリアもチャンスを幾つか掴みますが,フランスも少ない人数ながらもカウンターを効果的に繰り返し…というとスリリングな展開の様に聞こえますが,如何せんフランスもイタリアも選手がダレダレ。更にジダン退場後のスタジアムの雰囲気が悪くなったためか疲れなのか選手達のプレーも荒っぽくなり試合のつまらなさは過速度的に増加していました。

<終幕>
そして試合は戦前の予想通りにPK戦へ。
1人目のピルロとビルトールが決め,イタリアの2人目はマテラッツィ。
ドキドキしながら見てましたがきっちり決めてフランス2人目のトレゼゲにプレッシャーがかかります。すると,マテラッツィ効果(嘘)でトレゼゲがクロスバーに当ててしまいフランスは痛恨の失敗。
その後は全員が決めますが,トレゼゲの失敗が響いてイタリア5人目のグロッソが決めてジ・エンド。

マテラッツィの攻守に渡る一人舞台でイタリアが4度目の優勝を果たしました。

優勝したイタリアには素直におめでとうと言いたいですが,どちらを応援していたわけでもないため,この試合自体はマテラッツィとジダンの挙動に注目する以外は何の面白みもない試合でした。
疲れなのか歳のせいなのか(どちらもなのか),まだ3位決定戦の方が選手が動いていた気がします。
私が見たW杯の決勝戦の中では1994年のアメリカ大会の酷暑の中でのブラジルvsイタリア戦に匹敵する最低レベルの試合でした。あの時は加茂さんが解説で「バレージ見てるだけで面白い」と言った試合でしたが,この試合は「マテラッツィ見てるだけで笑える」ぐらいでしょうか。
そりゃブッフォンは凄かったし,カンナバーロもガットゥーゾもリベリもマルーダも頑張ってましたが,あれだけダレダレの試合だと面白くはないんですよ。

何にしてもこれでW杯は本当に終了です。
まだ4試合ほど見てない試合ありますけど,それはゆっくりと見ようと思います。
毎晩頑張って見ていた皆さんお疲れ様でした。
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-10 14:53 | W杯
フィーゴ…と思いきやカーンのラストダンス
《ポルトガルvsドイツ》
上川主審はユニフォームを間違えたようですね。
白のユニ着るつもりが黄色着てますよ。

…。まったく。

ドイツはクローゼだけ。
ポルトガルは穴だらけのドイツ守備陣をドリブルで切り崩し圧倒的に支配するも最後でコースを切られてシュートをDFに防がれており、後半はもう少し工夫が必要です。

しかし、NHKのアナにはポルトガルのシュートがDFに当たっているためにシュート数が増えないのを理解してないらしく、支配率が43%しかないけどシュート数が多いドイツが優勢に見えるらしいです。

後半に入ってもひたすらポルトガルペース。
しかし,工夫もないのも変わりません。

そんな中でポルトガルの不安のあったDFラインがシュバインシュタイガーのマークをルーズにしてしまい,後半最初のチャンスでシュバインシュタイガーのミドルでドイツが先制。
シュバインシュタイガーのFKをペティが見事に味方ゴールに突き刺して0-2。
ポルトガルが圧倒的な支配率の中でマズイ攻めを見せている間にシュバインシュタイガーがまたも素晴らしいミドルを決めて0-3。

後が無いポルトガルはフィーゴを投入し,そのフィーゴの美しいクロスから初登場ヌーノ・ゴメスがダイビングヘッドでようやく1点返しますがそれまで。

結局,この試合はシュバインシュタイガーとカーンの名誉挽回の場でしかなかったようです。
ポルトガルは本来レギュラーでないDFが3人いましたからね。リカルド・カルバーリョとミゲルの欠場,そして本戦前に怪我したジョルジュ・アンドラーデの離脱は大きかったようです。

ついでに上川主審がドイツを贔屓しているような失礼なことを前半に書きましたが,違いましたので訂正いたします。『W杯を裁く審判のレベルに達していない』だけでした。勘違いしてしまいまして申し訳ないです。

まぁ何にしてもフィーゴの最後の活躍が見れたし…ね,まぁいいか。
[PR]
by wandering_devil | 2006-07-09 05:00 | W杯


ベガルタ仙台・日本代表を中心にサッカーを主観的な目線で語るサイト
プロフィール
HN:でび

横浜育ちの仙台市民。
現在はベガルタ命。
好きな選手は俊輔、寿人、
アイマール等々。

夢は大きくいつの日か,
『ベガルタとクラブW杯へ!』

当ブログに関する注意事項

【My Link】
My Early★Cross
My Fantasy Soccer
My Mixi

【ベガルタ関連】
ベガルタ公式HP
ベガルタ蹴球記2006
武藤文雄のサッカー講釈

【サッカー関連】
川の果ての更に果てに
がちゃの『のっぺ汁』的ぶろぐ。

カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧