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王国に魔法は要らないらしい
≪ブラジルvsガーナ≫
戦前の予想に反して試合を支配したのはガーナでした。
圧倒的な運動量とショートパスを小気味良く繋ぐ素晴らしい技術。
ただし,欠けていたのは一番大事なシュートの正確性。
これが最後まで足を引っ張ることになります。

ロビーニョが怪我で出れないため,ロナウドとアドリアーノの並べたブラジルはグループリーグの1,2戦目同様に前線は重苦しい雰囲気で連動性の欠片もない個人技に頼るサッカーを展開しますが,この日も守備陣はもの凄く安定していました。ボランチとCBの4人を中心に低いライン設定ながらも大事なところはドリブル突破をさせない,パスを通させない,通しても楽には打たせないというしっかりした守備を見せていました。
このため,ガーナは無理なミドルを多用し,バイタルまでは良い形で持っていってもフィニッシュの精度を欠く攻撃になり,圧倒的なシュート本数に対して枠内シュートが極端に少ない結果になってしまいました。
まるでどこかの島国が東南アジアの国と戦っているかのような…。

ガーナとブラジルの一番の違いは前線の決定力。
カウンターからの少ないチャンスを確実に枠内にシュートし,決定機を確実に決めるということ。
そしてセイフティリードを保った終盤は圧倒的なキープ力でお得意のボール回しで時間稼ぎ。
こちらは昨日も書いたとおりイタリアとそっくり。守備の仕方が違うだけでやっていることは結果的に同じです。
つまらないことこの上ない大人のサッカーですが,強いのは確かです。

そうは言ってもイングランドよりは全然マシですけどね(笑)
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by wandering_devil | 2006-06-28 09:15 | W杯
文句なしの好試合…だったら良かったのにね
《スペインvsフランス》
レベル高けぇ〜。
息つく暇ないです。
お互いに守備の意識と連動性と技術が高過ぎて、攻守の切り替わりが物凄く早いです。
スペインはショートパスを細かく繋いで何とかフランスの穴を探す形。
しかし、フランス各選手のプレスに加え、マケレレとビエラとテュラムのボール奪取技術とパスカット能力が高すぎてなかなか難しく、セットプレーが鍵かな…と考えていたら、CKの流れからパブロの素晴らしい体の入れかたでPKゲット。
ビジャが決めて先制。

フランスはジダンに一回預けてからアンリが裏を狙う形が主体。
しかし、パブロを中心にラインコントロールがほぼ完璧でなかなか巧くいきません。
そんな中でビエラが攻撃参加していた時に良い形ができてる…と考えていたら、そのビエラからリベリがアンリを囮に裏へ飛び出して同点とします。
これじゃ試合中には書けません(笑)

後半に入りスペインは選手交代です。
局面での突破ができていなかったビジャとラウールに代えて、突破力のあるルイガルとホアキンを入れてます。
ジダンの運動量がなくなり攻撃の形が作れなくなってきたフランスに対して、効果的な選手交代で前線にを活性化させたスペインが試合の主導権を取ります。

さらに動きが今一つのシャビに代えてセナを投入。
NHKの馬鹿アナは交代ボードが出る前に誰でも予想がつくレベルのスペインの交代の意図が全く分からないようで、知名度のある選手が引っ込む度にイチイチ騒いで煩いです。

しかし、フランスはアンリが何もさせてもらえないのに痺れを切らしたのか、プジョールの手が顔に触ってもいないのに顔を押さえて倒れる名演技。
ここまでほぼ完璧に裁いていた主審もコロっと騙されてフランスのFK。
そして、後半は完全に消えていたジダンの右足からこの試合のキーマンのビエラが決めてフランスが勝ち越しです。

残り時間が少なくなってパブロを前線に上げたスペインはフランスのカウンターを止められず、ジダンが自らの最後のW杯に捧げるゴール。

胸をこづかれたのに顔を押さえたアンリのオスカーものの演技さえ除けば、この試合は本当に素晴らしい試合でした。
主審も騙されたこと以外は非常に良く裁いていたと思います。W杯の基準でなくセリエの基準で笛を吹いていましたけど。

しかし、NHKの馬鹿アナはどこをどう見たらジダンが90分間働いたように見えるのか不思議です。FKと最後のゴール以外は後半はほとんど消えていたのに。

まぁそんな訳でスペインは残念ながら負けてしまいましたけど、今回のスペインは掛け値無しに強かったと思います。

あれ?それじゃいつもと同じか(((・・;)
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by wandering_devil | 2006-06-28 06:22 | W杯
守備にスペクタクルはない
≪イタリアvsオージー≫
前日の睡眠時間が1時間半だったので最後の方はかなりウトウトでした。

前半はオージーの守備が非常に良く,イタリアもトーニの優れたボディバランスと技術で何度かチャンスを作ったものの,基本的にはピルロを抑えられて思うような攻撃が組み立てられません。
オージーもビドゥカとブレシアーノを中心に攻めていて,結構行けるんじゃないかと思うぐらいの展開で試合が進んでいました。

後半開始時点からイタリアはジラルディーノに代えてイアクィンタ投入。リッピのお気に入りはやはりピッポじゃないんですね。

しかし,後半開始直後にマテラッツィが得点機会阻止とも危険なタックルとも取り辛い程度のファウルで一発退場し,イタリアは已む無くトーニを下げて実質イアクィンタの1トップにします。
イタリアにはポルトガルのフィーゴやシモンのようにドリブルだけで前線まで持っていけるドリブラーはいないですから,前線で唯一身体的に勝てていたトーニをどうやって点を取る気なのか,リッピの考えは全く分かりませんでした。
そんな危惧を体現するかのようにそれからはオージーの独壇場。サイドを大きく使いながら何度もイタリアゴールに迫り,イタリア守備陣は集中力高く守りますが,如何せんイアクィンタの1トップでは何も出来ず防戦一方。大きくクリアしてはイアクィンタが競り負ける最低の展開。

そしてイタリアが勝つ方策が見えなかった後半30分に,リッピは体調芳しくないはずのトッティをデルピエロに代えて投入。ここでトッティを温存して負けてしまっても仕方ないですから当然の策でしょう。

しかし,それでも流れは相変わらずオージー。
このまま延長まで行ってイタリアの体力負けかな…と思った後半ロスタイムに,グロッソがエリア内で倒れて何故かPKの判定。
マテラッツィを変な判定で退場させたお詫びでしょうか??
これをトッティがしっかり決めてイタリアは辛くも勝利となりました。

どうなんでしょうね?FIFA国際大会お約束の大国有利のジャッジ発動ですか?

まぁ何にしてもロングボールだらけのイングランドよりは遥かにマシとは言え,イタリアの攻撃には何の魅力も感じられなかったです。見せ場はトーニの超人的な反転シュートぐらいでしたかね。
守備は確かに相変わらず組織だって集中力高く高次元の出来を見せていましたし,ブッフォンも現時点で世界No.1のGKと言っても過言ではない活躍してますけどね。

改めて言いますが,守備にはスペクタクルはないんですよ。

≪ウクライナvsスイス≫
TVを消さずに寝てたので,何度目か目が覚めたときにちょうどPK戦が始まるところでした。
1本目はシェヴァとシュトレーラーが止められ失敗。
2本目にミレブスキがど真ん中にループを大胆にも決めて,これでスイス選手が戸惑ったのかバルネッタ,カバニャスがバーとGKに止められてしまいます。
逆にレブロフとグゼフはきっちり決めて3-0でウクライナの勝利。
やはりPK戦って分からないものですねぇ。
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by wandering_devil | 2006-06-27 10:25 | W杯
ポルトガルは羽ばたく
≪ポルトガルvsオランダ≫
オレンジでないオランダに違和感たっぷりです。
ポルトガルの躍進を掲げる私としてはポルトガルに是非頑張ってもらいたいところですね。
ポルトガルは現状のベストメンバー。オランダはニステルをベンチに置き,今日はカイトを使ってきました。ファン・デルファールトも体調面ですかね,ベンチです。

序盤はオランダが良いプレスから果敢に攻め込んでいます。
ポルトガルは前の4人になかなか良いボールが入りませんが,前半7分にしてクリスティアーノがイエロー2枚をゲット。これが後々響いてくるかもしれませんね。
ただクリスティアーノの怪我が心配。

オランダはカイトをポストにファン・ペルシーとロッベンが仕掛ける攻撃。二人は積極的にシュート打ちますから怖いですね。

やっぱロッベンはダイバー疑惑かけられてますね。
怪しいぐらいですぐ倒れるから笛吹かれるんですよ。

クリスティアーノからデコ,デコからパウレタ,落としてマニシェのゴール!!
ポルトガル先制です。

しかし,この試合はレベル高いねぇ。両チームともに技術レベルも戦術レベルも組織レベルも非常に高いです。ちょっとしたミスでも命取りになりそうです。

クリスティアーノの足をクロスさせてのノールックはおしゃれですね。同じプレーをクロアチア戦でロナウジーニョがやっていましたが,クリスティアーノの顔でこれをやられると何かが違います(笑)

うわっ。クリスティアーノ壊されちゃった…。
シモンも悪くは無いけど次元が相当違いますからね。かなり痛いです。
クリスティアーノ泣きそうだし。女性ファンが同情しそうですね。

ファン・ペルシーの鬼のような切り返しで3人を手玉に転がしてからのシュートは凄いですね。

コスチーニャ気をつけてくれ。退場したらシャレにならないです。

ちょっとポルトガルがバタバタ気味。
前半終了間際にシモンが自陣ゴール前でファウルでオランダにFK。ただし,スナイデルのFKは枠を遥か超えます。

シモンが名誉挽回で右サイドを駆け上がり中央へ。パウレタが反転シュート。ファン・デルサールがナイスセーブ。

コスチーニャが無駄なハンドで退場してしまいました…。
やっぱ試合勘ないのか。モスクワの風は冷たかったんでしょうね。

そのまま前半は終わりましたが,あと45分どうなることやら。
ポルトガルはオランダよりはパス回しが早いのでボールキープ率でオランダに負けるのはどうでもいいですし,決定機もポルトガルの方が多かったですからね。ミゲルがEURO2004と同様にこのままロッベンを完封してくれればゲームプランどおりだったんですが…。
カウンターからパウレタ頼みの攻撃だけになってしまいそうですが,オランダの猛攻を凌いで勝ちきってもらいたいものです。

あら?パウレタ下げちゃった。どうやって点取るの??
とりあえず守備的にペティ,マニシェ,デコと並べて前にフィーゴとシモンを並べる陣形です。

コクーのシュートはクロスバー,ミゲルのシュートはファン・デルサールがはじく,ファン・ボメルのシュートはリカルドが防ぐドキドキの展開。

オランダはマタイセンに代えてファン・デルファールトを投入。耐えられるか?

カウンターからデコがFKをもらいます。シモンのFKは僅かに上。
オランダの猛攻は凄いし,カウンターから必ずシュートまで持っていってしまうポルトガルも凄いです。
そして何とボラルースがフィーゴに肘入れて2枚目のイエローで退場し10対10になってしまいました。
ポルトガルはデコを少し前目に上げてトップ下気味にしましたし,オランダは已む無くファン・ボメルを下げてヘイティンガをDFラインに入れてきました。
これでちょっと試合が落ち着くかな。

ファン・ペルシーがキレキレのドリブルから絶妙のクロスを上げるも誰も合わせず。

ロッベンに全く仕事をさせないミゲルが凄すぎ。そろそろダイビング発動?(笑)

レフェリーボールから再開したが,ヘイティンガの能無しがそのまま続行したためデコが激しいタックルでブロック。当然デコにカードが出るも,ヘイティンガの様子を覗き込んだペティをスナイデルが吹っ飛ばしてイエロー。その騒乱からラフプレーだらけ。
さらに遅延行為でデコまで退場し,ポルトガルはさらに一人減ります。

もう知らない…。

おいおい。オランダはクリスティアーノ,リカルド・カルバーリョに続いてリカルドまで壊す気かよ。

オランダがボールを持つと会場は指笛だらけ。
ポルトガルがなかなかボールを蹴らないと指笛だらけ。
会場はどちらの敵でもあるようです。

ポルトガルは守備的なチアゴをフィーゴに代えて投入。前に残るのはシモンだけ。
オランダはコクーを下げてヘッセルリンクを投入。

パワープレーからの怒涛のオランダの攻撃が続きますが非常に心臓に悪いです。

カウンターからポルトガルがキープを始めますが,ボールを奪い返したチアゴにファン・ボルンクホルストに2枚目のカードで退場でとうとう9対9…。

もうサッカーじゃないです。

こんなの試合じゃない。

ポルトガル逃げ切ったけどさ…。

コスチーニャ退場するまでは物凄く良い試合だったさ。

レベル高い試合だと思ったさ。

でも,これ…何だろう。

私は何が何だか全く分かりません。

【追記 5/26 10:15】
イエロー16枚が出た酷い乱戦でしたが,その辺の分析を新聞報道が一切していないので追記します。
主審がイエローを出す基準自体については今大会の平均的基準を上回るものではなかったです。もちろんW杯の標準であり,欧州リーグよりは当然辛目になっています。
また,ファウル以外のカードでは,リカルドの遅延行為は疑問符つきますが,デコの遅延行為は結構酷かったので2枚目のイエローも仕方なかったかと思います。
しかし,この試合でここまで主審がコントロールできないぐらい酷いものになったのは,ヘイティンガがフェアプレイ精神を忘れた行動に出たためです。

オランダの攻撃を凌いだポルトガルがカウンターに入った時に倒れてる選手がいたのを見て主審が試合を止めました。その後,レフェリーボールから再開するのですが,ヘイティンガが何を思ったかポルトガルにボールを返さずに20mぐらいドリブルを始めたのでデコがカード覚悟でふっ飛ばしました。
その倒れたヘイティンガを覗き込んでいたペティをスナイデルが突き飛ばしてからが大変な騒ぎに。エキサイトしまくりで両チームのチャージがラフ過ぎてこの試合の基準でいけばイエロー出まくり。

ちなみに主審がファン・デルサールは「主審が悪いと選手はフェアプレーをしなくなる。」と語っていますが,ヘイティンガの非紳士的な行動を主審のせいにするのはお門違いも甚だしいです。

マスコミはこういうことをきちっと書かないから審判の悪口だけが蔓延るんですよ。普段は審判の悪口を書いてる私もこの件だけは多少主審に同情します。荒れた試合になった後に判定の基準を緩くしたら怪我人が増えるだけですから。

【追記 6/26 13:30】
主審に同情はしてますが,こういう試合になったの二大理由の一つに主審の必要以上の干渉があったのは間違い事実ですし,彼の判定に納得なんかしてはいません。
ただ,主審だけを責めてヘイティンガの愚行を報道しないマスコミに憤りを感じているだけです。
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by wandering_devil | 2006-06-26 04:54 | W杯
小国の逆襲…とはいかず
《イングランドvsエクアドル》
イングランドはオーウェン故障の影響もあるのか、アンカーを置いた4-1-4-1のフォーメーションです。
ちなみにアンカーはキャリック。本来であればレドリー・キングのはずですが今大会は故障欠場ですので。
グループAを予想外に突破したエクアドルは波乱を起こせるのでしょうか?

立ち上がりにテリーの凡ミスからカルロス・テノリオが抜けますが、アシュリー・コールの猛スライディングで辛くも逃げます。

前半はイングランドはミドルぐらいで崩せてはいません。そもそもルーニーにボールが入ってないですからね。
エクアドルはロングボールとセットプレーに活路を見い出そうという作戦でしょうか。崩せるとすればハーグリーブスのところが狙い目ですかね。

ルーニーの叫ぶ顔は相変わらず怖いです。ヴァン・ヘルシングのフランケンシュタインを思い出しました(笑)

そんなロングボールとセットプレーしか見所のない前半が終了。このブロックはイングランドにとって美味しいなぁと思ってましたが、これじゃイングランドサポーターのブーイングも仕方ないですね。

後半早々ジェラードが左サイドで抜けて良いボールを中央に送りますが誰にも合わず。

エクアドルはロングボールから再三チャンスやCKを得ますが,如何せんキックの質が今ひとつ。

ルーニーに浮き球のパスが出ますが,エクアドルDFが体を張って防ぎます。やっぱり怒ったルーニー怖いです。

イングランドが良い位置でFK。そして針金君がスタンバイ。

…とその前にベッカムがニアにズドン。イングランド先制です。

ビクトリアうぜぇ (-_-;)

そう言えばビクトリアはベッカムにMLSへの移籍を勧めてるって話がありましたね。
MLSで活躍すればハリウッドのブランド店で店を貸切にしようとして「あなた達は誰ですか?ベッカムなんて知りません。」って言われて断られた仕返しができるとでも思っているのでしょうか(笑)

さて,両軍ベンチどう動きますか。針金君は出てこない模様。

先制して動きが良くなったイングランドに対し,パスミスが目立つようになりました。

右サイドに抜けたランパードからルーニーへ。合いませんが,ルーニーがランパードへグッジョブのサイン。笑顔も怖いです…。

そして今度は左サイドからルーニーが中央のランパードへお返しパスですが大きく外してしまいます。

ルーニーすげぇな。ベッカムへのスルーパス失敗も自ら強いシュート。先ほどの突破といい,相変わらず何でもできますよね。

イングランドはジョー・コールを下げてアンカーを2枚に。相変わらず現実的過ぎてエリクソンの采配はつまらないです。
しかし,攻撃的な選手を下げた影響かエクアドルに流れがいきそうな気配もあります。
エクアドルにクロスの精度があれば…ですが。

そして,そのまま終了。
イングランドは相変わらずつまらないサッカーやりますね。今大会はまともだったのは唯一スウェーデン戦ぐらいでしょうか。あれは接戦だったからかもしれないですけど。
何にしても次のオランダvsポルトガルの勝者には勝てそうに無いサッカーでした。
というか,こんな良い選手揃っているくせにこんなつまらないサッカーやるチームに勝ち進んで欲しくないです。

エクアドルは結局あまり攻め手がなく,序盤のカルロス・テノリオのシュートが入ってればもう少し違っていたんでしょうが,イングランドと退屈なサッカー対決に終始してしまいましたね。
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by wandering_devil | 2006-06-26 00:49 | W杯
暑さは敵、サポーターにもね…
俺らはみんな〜ベガルタ好きさ♪
代表なんか見てられない〜♪

ってことで、土曜日はW杯忘れてユアスタに行ってきました。
いつも一緒に応援している先輩の娘(10歳)がチアで踊るとのことで12時半頃到着。
ジュニアユースのチア可愛かったですね。週一回の練習で披露するのは徳島戦以来二度目だそうです。
次は七夕でやるとのことですので、見掛けたから応援してあげてくださいね。

そんな和やかな気分と照りつける太陽の下で始まったダービー。
のっけから攻めこみ、オフサイドで取り消されたもののボルジェスのシュートがネットを揺らす展開にゴールラッシュの予感が走ります。

…が、財のFKから山形があっさり先制。
またかよ〜。最近見慣れた展開に序盤からトーンダウン。

前半は明らかに運動量で負けてるためにセカンドボールをかなり拾われ財を中心に攻めこまれてました。
攻撃をブラジルトリオに任せきりの熊林に隣の先輩がキレ始めたその時、突然、熊林が攻め上がりボルジェスへラストパス。ボルジェスがいつもどおりきっちり決めて同点で前半を終えることができました。

後半に入って運動量の落ちた熊林や梁を下げてからは、なかなか良い攻撃を見せてくれましたが、詰めの甘さも見せてくれて痛恨のドロー。
勝てた試合でしたね。

そんなわけで私はいつもどおり苦言を(笑)

連戦で疲れているのは分かるけど、ブラジルトリオだけでは勝てませんから、梁と熊林は少なくとも菅井や村上並にはサポートに行く必要があると思います。
上との差を考えれば勝たなければならない試合で、去年までの様にダービーは難しい試合だからと言ってられる立場ではないはずですので。
残りの上位チームが全て引き分けてくれた今節こそ差を詰めるチャンスだったのになぁ。
もっと気持ちで走りましょう。

ただ、今節は木谷が非常に良かったですね。広大の甘さをカバーして余りあるディフェンスをしていました。
白井の分まで今後も頑張ってくれそうです。

次節は水戸を倒して、次のユアスタでは今度こそ勝利を見せてください。
サポーターは試合後にロペスダンスをやりたいんです(笑)
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by wandering_devil | 2006-06-25 22:55 | ベガルタ仙台
予定調和?
《アルゼンチンvsメキシコ》
さすがにもう見てない試合が溜まり過ぎたので、全試合の感想を書くのは諦めて、残り試合はゆっくり見ることにしました。

86年以来の優勝を狙うアルゼンチンに3大会連続のベスト16のジンクスを破るべく望むメキシコが挑む戦い。

そのメキシコはいきなりラッシュをかけ、FKからボルヘッティを囮にファーでマルケスがスライディングで合わせる難易度の高いシュートで前半6分で先制します。

しかし、アルゼンチンも4分後にCKからクレスポが決めて同点。ボルヘッティのオウンゴール臭かったですがクレスポの足にも一応当たってるのでいいことにしましょう。

前半はメキシコが先制点の余波も借りてか積極的に、むしろ押し気味に試合を進め、どちらも個気味良くパスを繋ぐスタイルなだけに好試合が演出されていました。
前半はメキシコの足がよく動いていたので、エインセ&アジャラのベテランコンビはスピード不足で随分苦しめられていましたね。

しかし、それも後半10分過ぎまで。
後半15分にアルゼンチンがクレスポ→テベス、カンビアッソ→アイマールの2枚代えで勝負に出ると、流れはアルゼンチンへ。
更にサビオラ→メッシでアルゼンチンは加速。
足が止まり始めたリケルメからボールをもらってのドリブラー3人による共演が始まりました。

名付けて『カルテット・マラドーナ』!

正真正銘のマラドーナ2世カルテットですよ(笑)
本人が認めてるのはメッシだけですが…。

アルゼンチンのそんなペケルマンらしくない編成のために残りの選手達はカウンターの対処に大急がしでしたが、延長で3人が魅せたコンビネーションなんか垂涎ものでしたね。

しかし、決勝点は意外なところから。
ソリンのサイドチェンジのロングパスを胸でトラップしたマキシが落ち際をスーパーミドルボレー!
ロシのミドルやジュニーニョの完全無回転シュートに優るとも劣らないビューティフルシュートで試合は決まりました。

惜しくもまたベスト16で破れさったメキシコですが、この試合は集中力も高く非常に良いサッカーしてましたね。今回のW杯で一番出来が良かった気がします。
ボルヘッティがいたのも大きいですが、それ以上に強国相手に燃えた結果なのかな…と。ブラジルを倒したコンフェデを思い出しました。

そしてペケルマンは新しい形を見せてくれました。
アイマールとリケルメを横に並べるのではなく、運動量で劣るリケルメを後ろに、得点能力もありドリブルも巧いアイマールを前に縦に並べる関係を作るとは。アイマールの良いところが沢山見れましたし、私は本当に感無量です(笑)

《ドイツvsスウェーデン》
ドイツの下馬評を覆す快進撃を支えているのが絶好調のクローゼ。
バラックの柔らかいループパスから巧みなボディバランスで裏へ抜け、潰れたところをポボルスキーがごっつぁんゴール。
そしてドリブルで3人を引き付け、走り込んだポボルスキーへプレゼントゴール。
生憎自らのシュートは1本も決まりませんでしたが、この日の私的MOMは文句なしにクローゼです。
そしてバラックも好調ですね。前の大会はフィジカル的な強さとミドルが目立ってましたが、今大会は柔らかいパスも際立っています。

対するスウェーデンはクローゼを懸命にケアしていたのですが、そこをポボルスキーに突かれた感じ。
2点を先行されながらもカウンターから何度も攻めこみますが、ルチッチが2枚目のイエローで退場してからは苦しくなりましたね。
後半にはラーションがPKを大きく外したのもあり、何とも辛い敗戦となってしまいました。

ちなみにルチッチにレッドを出した時の主審の笑みに背筋がゾッとしたのは私だけなんでしょうか?
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by wandering_devil | 2006-06-25 21:44 | W杯
完敗から足りないものを考える
ちょっと更新が止まってましたが,別にショックを受けていたからではありません。
書く時間が無かったからでして,おかげで日本について色々考えることが出来ました。

≪日本vsブラジル≫
結果は完敗。
戦う意志が見えたのは川口と中田ヒデだけでした。
無論他の選手にその気持ちが無かったわけではないでしょうが,体力的,技術的にその戦う意志を体現できるレベルになかったのでしょう。
監督自体の能力を議論する以前にあまりにも選手のレベルに差があり過ぎました。

選手に自主性を与え,世界で勝てるサッカーをやろうとしたジーコ。
しかし,現実の選手達はそれについてこれなかったわけです。

ヒデは精神面で最もジーコに応えた選手でしたが,周囲との意識の差を埋められることができずに孤立し衝突を繰り返してしまった。

俊輔は技術面で最もジーコに応えた選手でしたが,体力的にW杯の本番でその力を発揮することができなかった。

小野は想像力で最もジーコに応えた選手でしたが,度重なる怪我の影響で自らの想像力を体現できるコンディションを全盛期まで戻すことができなかった。

そして,それらの中盤が如何なる展開を繰り出そうと,それを確実に決められる決定力とコンディションを持つFWが日本にはいなかった。

また,その中盤の攻撃力を活かすための守備力,そして海外のトップの選手たちと対峙する経験を兼ね備えたDFも日本にはいなかった。

日本にいたのは海外リーグや海外でのW杯で苦しんだ経験を持つただ一人のGKだけだった。

確かにジーコの選手交代に関する采配には大きな疑問点があります。そして,選手を過信した戦術と起用にも不満は残るでしょう。

しかし,ジーコが最後に選んだ4-4-2というフォーメーション。
これだけは間違いではないです。
現代サッカーにおいて,3-5-2という戦術は試合中の守備的な戦術オプションに過ぎず,世界の中心はほぼ全て攻撃的な4バックです。現実にW杯で3バックを採用していたのは日本のほかにはコスタリカだけではなかったでしょうか。
(私が気付いていないだけで他にもあったかもしれませんが,記憶に残るようなチームにはありませんでした。)

日本選手が慣れていない4バックを採用することについて,監督に文句を言うのは簡単です。
しかし,それができないようでは世界からは取り残されるのです。
そして,4バックに対応できない理由は簡単です。
代表選手を数多く輩出しているJ1のトップチームであるガンバ,マリノス,レッズ,アントラーズの4チームのうち,シーズンを通して4バックを実践しているのはアントラーズだけ。
西野監督が4バックの適性が無い宮本を外してまで家長をSBに起用した超攻撃的4バックを試したりしてますが,それも毎試合のことではなく,あくまでも加地が右SBに使える時だけです。
岡田監督も昨年は4バックをやっていましたが,今年はまた3バックに回帰しています。
昨年の入替戦のことですが,甲府は対戦した柏に驚いたそうです。
今時3バックをやっているチームがあるのかと…。
結果はご存知のとおり超攻撃的な甲府の圧勝。
今年J1に上がったチームは残念ながら絶対的な選手層の薄さからなかなか勝つことが出来ませんが,川崎FはJ2で培った4バックで選手のレベルが絶対的に上の浦和や横浜を抑えて現在の暫定首位にいます。
無論4バックであることだけがその要因ではありませんが,J1はJ2にすら遅れているのは事実です。
日本が世界に通用するサッカーをやるには決定力のあるFWの育成は勿論のことですが,フィジカルと技術を併せ持ち4バックを一人前にこなせるSBとCBの育成は急務です。
その辺をJ1の各チーム,特にブッフバルト,岡田の両監督は考え直して欲しいですね。

今回の敗戦をジーコ監督一人に押し付けて新しい監督を迎えて期待するのではなく,今の選手に何が足りなかったかよく考えて次のW杯に備えなければ,オーストラリアが入ってくる新しいアジア予選ではまた厳しい戦いが待っているし,南アに行けたところでまた何か足りないサッカーを披露することになりかねないでしょう。
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by wandering_devil | 2006-06-24 23:52 | 日本代表
愚行による終幕
《チェコvsイタリア》
全チームに勝ち抜ける可能性も落ちる可能性もある唯一のグループの興味深い対決…のはずだったんですけどね。

ネスタが前半早々に負傷退場しますが、代役のマテラッツィがトッティの柔らかいCKから高い打点のヘッドで先制します。

対するチェコはFW不在を埋めるためにバロシュが強行復帰しますが、チェコが全体的に引き気味のために前線で完全に孤立。
たまに来るロングボールを必死にキープしようにもサポートが全くなく、その上イタリアの守備陣が2〜3人で囲むためにすぐサイドに追い込まれてしまいます。

そして前半終了間際、今日ガラセクの代わりに入っていたポラークがチェコを絶望の淵に追い込む愚行を犯します。
相手ゴール付近まで攻めこんだチェコがイタリアにボールを奪われますが、そこで正面すら向いてないトッティに全く意味のない後ろからのタックルで2枚目のイエローで退場。
速攻を食らう可能性もほぼ無く、止まれなかった訳でもなく、自ら退場になろうと考えたのでなければ頭が悪いのだとしか思えないほど理解ができない行動でしたね。

後半は一人少ないチェコが攻めこんではカウンターをイタリアに食らうという繰り返し。
バロシュの体調も悪そうですが、それ以上にサポートが皆無では何もしようがありません。

そして何度も繰り返すうちに途中出場のピッポがGKとの2対1の場面で当然決めて勝敗はほぼ確定。
チェコは残念ながらグループリーグで敗退することとなりました。

でも、今日の敗因はコラーが怪我したことでも、ロクベンツが出場停止だったことでも、強行復帰のバロシュの体調が悪かったことでもありません。
ひとえに一人の馬鹿者が愚行で試合をぶち壊したことです。

イタリアは守備陣が本当に良かったですね。スペースの消し方、囲んでのボールの奪い方が特に素晴らしいです。
それとトッティの調子が上がってきましたね。柔らかいパスを連発してました。

ちなみにチェコのストッキングって格好良いですよね。バロシュのように同色のスパイク履いてると特に映えますよね。
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by wandering_devil | 2006-06-23 01:02 | W杯
気の抜けたコーラのように…
《ドイツvsエクアドル》
エクアドルは引き分け以上でグループ1位通過になりますが、結局ドイツには歯が立たず完敗しました。
グループリーグ突破はどちらも確定しているの試合なので感想は簡単に。

クローゼは決定力のある良いストライカーになりましたね。
ただ、2点取ってからは妙に謙虚に自分が打てそうな時にもポドルスキーに譲ってたのは余裕の現れなんでしょうか。
そのポドルスキーはドイツ選手達の彼に取らせたいという気持ちのこもった沢山のラストパスを頂戴して、待望のW杯初得点。

しかし、ドイツで攻撃以上に目立ったのはフリングスを中心とした守備。
どうしてもフートの固い動きが気になりますが、酷評した初戦に比べると遥かに連携が良かったです。
これがスウェーデン相手にもう一度できるか…ですね。

対するエクアドルは前の2試合はなんだったのかと思うぐらい何もできず。ちょっとがっかりでしたね。

《ポルトガルvsメキシコ》
クリスティアーノ、パウレタ、デコ、コスティーニャと中盤以前の主力を大半休ませる余裕の試合。

確実にグループリーグ突破を決めるために積極的に攻めるメキシコに対し、カウンターからあっさりマニシェが先制のゴール。
さらにCKにマルケスが手を出してPK。シモンが決めて2-0。

アンゴラとの兼ね合いからそんな負け方は許されないメキシコはフォンセカがCKからゴール。

後半に入り、ミゲルがエリア内で倒してメキシコがPKを得ますが大きく外してしまいます。
そしてミゲルにつっかけたぺレスがミゲルが触る前に倒れはじめてシミュレーション。これが2枚目のカードで退場。

しかし、これ以降はポルトガルが安全策で回し始めるとリズムを完全に壊してしまい、アルゼンチンのように回しながら隙を探すはずがミスパスを連発したり、前で孤立したFWが囲まれてボールを取られたりと、全然イマイチな試合運びを始めます。
そんな消極的なポルトガルにメキシコが攻めこみますがシュートに全く精度がありません。
また、たまにポルトガルがカウンターからシュートまでいきますが、これも精度がなくスコアは全然動きませんでした。
そしてタイムアップの笛が響き、数分後にアンゴラ引き分けの報が入りメキシコの決勝トーナメントが決まります。

それほど真剣に勝とうとしていない飛車角桂馬落ちのポルトガルと勝ちたいのにシュート精度を欠くメキシコの対決はかなりイマイチな試合でしたね。
いかにもグループリーグの3戦目って試合でしたね。日本vsブラジルもこんな感じになるんですかね?
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by wandering_devil | 2006-06-22 20:02 | W杯


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