ロッソ熊本の準加盟からJ2の過密日程を考える
ロッソ熊本のJリーグの準加盟が認められたそうです。あまり認識されてない方も多いでしょうが,これは大変なことなんですよ。
ロッソ熊本は現在JFLの2位であり,このままだとJ2に昇格してしまうんですね。
もの凄く熊本の方に失礼な言い方になっていますが,熊本がどうこうじゃなくて,J2にとってはこれが大きな問題なんです。熊本に新しい日が射したことはとても素晴らしいことなんですけどね。
何しろJ2には現在13チームが所属し,12チーム×4クール=48試合という馬鹿げた試合数を1年間に消化しています。これが14チームになってしまうと,13チーム×4クール=52試合とまぁ有り得ない試合数が1シーズンに用意されることになります。今年ですらW杯期間中も関係なく試合を消化するような日程が組まれていますし,ナビスコがないとは言え天皇杯はJ1チーム程は優遇されていないので,シーズンが終わっていない段階で天皇杯を消化しなければなりません。12チームのSPLはレギュレーションを工夫することで試合数を抑えてますし,Jリーグも何らかの検討をする時期が来たのではないでしょうか。
そして,この長期の過密日程のために怪我人が増えています。地元に密着したJ2に多い本当の意味でのクラブチームには予算がないので,緑とか黄黒とか黒白とかのああいう企業チームとは違って,怪我人出ればJ1から選手引っ張ってくればいいとか,外人が使えないなら新しい奴連れてくればいいみたいな金満政策は取れないんですよ。このためにチームの選手格差は開く一方で,過密日程はクラブチームが企業チームと互角に戦う足枷にしかならないと私は昔から常々感じていました。これは絶対的に日本サッカー界のためにならない悪循環だと思います。
ちなみに私はベガサポなのでJ2の中ではマシな方ですから僻んでいるわけじゃなく心配しているだけです。ベガルタ以上に地元に密着し,企業チームからクラブチームに移行した唯一のチームである浦和を羨ましいとは思いますが,J1や海外から幾ら選手取ってきても監督が駄目すぎるために順位がいつまでも上がってこない某企業チームなんか羨ましいと思ったこともありませんから。

今の話と関連して,J2に潜在する大きな問題点がもう一つあると私は感じています。
それは現状で降格することがないこと。
今のJ2ではどれだけ酷くても降格することはありません。このために昇格ができる様な状態でなければどれだけ負けたっていいんです。無論負けたい選手なんているわけもないですが,引き分けを狙う必死さすら伝わってこないことがあるんですよ。
ベガルタは今シーズンも昇格を争っているから余計に気になるんでしょうが,試合中に不思議な光景をよく見るんですよね。
例えば先日の水戸戦で言えば,前半0-2という展開にも関わらず選手が前に出てこない。2点差で負けているにも関わらずズルズル亀のように自陣に篭るサッカーをやるわけですよ。さすがに監督がハーフタイムにはっぱをかけたようですが,これは他の下位チームでも見られる光景です。
また,1-3で負けてるロスタイムにまだ3分残っているにも関わらず,自ボールのスローインの場面でスローインを入れに行った選手がボールよりも先に給水ボトルに手をかけていました。降格を争っているのなら有り得ないですよね。どうせ追いつけないから無理に努力する必要はないということなんでしょう。どうせ負けてもJ2から落ちることはないですしね。
下位チームのこういう姿勢は上位チームには傍迷惑だし,本当にサッカーを駄目にします。そして水戸からわざわざ応援に駆けつけたサポに対する愚弄以外の何物でもありません。
これを考えると,最下位の入替戦でもいいから,何らかのJ2からの降格ルールが必要だなと正直思いますよ。
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by wandering_devil | 2006-08-16 10:44 | Jリーグ
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